テスラ CEO のイーロン・マスクとの間に、代理母を通じて第二子をもうけ、その後破局が伝えられていたことでも話題となった Grimes(グライムス)が、アメリカの大衆メディア Vanity Fair に対し、とある人気ブログに対して過去に違法サイバー攻撃を間接的に仕掛けた事実をを告白した。

これは、インディーズ音楽ブログ Hipster Runoff が、2012年にパーティーで Grimes が友人にキスをしている写真を撮影・リークし、そsれがバイラルミームとなってしまった事件に端を発しており、事件が Grimes のキャリア形成期に悪影響を与えたとし、Grimes はその報復のためにビデオゲーム会社の友人に依頼して、Hipster Runoff に DDos 攻撃を仕掛けたとのことだ。しかし、DDos 攻撃は違法行為であるため、Grimes は詳細について口にするのは回避している。

これをやった私の友人が、どのビデオゲーム会社をやっているのかは、彼を困らせたくないので言いません。
しかし、とにかく私たちは実際に Hipster Runoff に対する DDos 攻撃を実行し、基本的に彼らを恐喝することに成功しました。

私たちは「ストーリーを削除するまで、サイトを元にもどせない」と言いました。実際に、Hipster Runoff はストーリーを削除しました。それは私の(人生の中で)最もクールなハッカーの瞬間でした。

このハッキングにより、サイトのリモートバックアップが無駄になり、それが2015年に Hipster Runoff が身売りせざるを得なくなり、最終的に終焉を迎える事態となった発端になったとのことだ。

Grimes の故郷であり、当時在住していたカナダには、サイバー犯罪に対する時効がないため、このインタビューが今後の法的な影響につながる可能性があるのではないか、とサイバーセキュリティの専門家 Jackie Singh は疑問を呈している。