アメリカ出身の大人気ラップグループ Migos(ミーゴス)のメンバー Takeoff(本名:Kirshnik Khari Ball)28歳が、現地時間11月1日(火)、プライベート・パーティーに参加し、サイコロゲームをしていた最中の午前2:30頃に銃撃が発生し、殺害された。Migos のメンバーである Quavo も現場にいたそうだが負傷はしていないとのことだ。

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射殺事件から約1ヶ月経ち、アメリカ・ヒューストン署の警察署長 Troy Finner(トロイ・フィナー)氏は、Takeoff の殺害に関連して、33歳の Patrick Xavier Clark(パトリック・ザビエル・クラーク)を逮捕したと発表。また、武器の不法所持で逮捕起訴されている22歳の Cameron Joshua(キャメロン・ジョシュア)もTakeoff の殺害に関連して逮捕された。

Troy Finner は、先週金曜日12月2日に行われたカンファレンスにて以下の声明文を発表。

「私たちは素晴らしい男性を失った。彼と会うことはなかったが、誰もが、私が話した何百人もの人たちが、彼がどれだけ偉大な人物だったかを話してくれた」

プライベートパーティーは、ダウンタウン・ヒューストンに位置する「810 Billiards & Bowling」で行われていたそうで、警察は少なくとも約40名が殺人を目撃したとして、銃撃の目撃情報を求めた。

ヒューストン、ハリス郡の検察によると、Patrick Xavier Clark は逮捕される前に、パスポートの特別早期発給サービスである「緊急パスポート」を申請・受領していたため、「逃亡の危険性がある」として、100万ドル(日本円:約1億3千万円)の保釈金を要求するリクエストを提出したのことだ。なお、Patrick Xavier Clark は現金でかなりの大金を所持していたという。

検察は現在、Patrick Xavier Clark の全てのパスポート、ビザ、渡航書類等を全て剥奪したとのことだ。