2023年5月19日~21日に渡って、アメリカ・ネバダ州、ラスベガスで開催された『EDC Las Vegas 2023』を主催するイベント会社 Insomniac 社は、同フェスティバル会場で使用された木や植物、約20万ドル(日本円:約2,789万)相当を、EDC Las Vegas が開催された土地であるクラーク郡に寄付した。
 
フェスティバルが終了し、使用されていた木は新たな場所へと寄付され、クラーク郡は Twitter にて上記の感謝の意を表明した。

植物や木の多くは、クラーク郡の理事である Marilyn Kirkpatrick が管理する地区へと寄付されるとのことだ。この地区はラスベガス北東部に位置しており、都市部はコンクリートで覆われているそうで、夏の平均最高気温は40度と非常に危険な暑さの土地だ。ラスベガスの草木がある地域より最大7度も気温が違うとのことで、夏の暑さを緩和させる目的でこの地区へと寄付されることになったとのことだ。

また約70世帯のラスベガス市民が自宅でこのリサイクルされる植物を育てるために、植物を選びに訪れたという。

Insomniac 社は以前から慈善活動に力を注いでおり、各国で開催される EDC のチケットの収益の一部を、様々な非営利団体や慈善基金に寄付しており、その額は2011年以降で200万ドル(日本円:約2億7,901万円)を超えているとのことだ。
   

EDC Las Vegas

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