"オーキー" というニックネームで親しまれているトランス & アシッドハウス DJ/Producer の Paul Oakenfold (ポール・オーケンフィールド) が、元アシスタントからのセクハラ疑惑に反論する声明を発表した。

59歳の大御所 DJ/Producer である Paul Oakenfold は、彼の会社に2022年10月に入社したばかりの、当時24歳だった元アシスタント女性に対しセクハラを行い、女性がそれを経営陣に報告したところ、NDA(秘密保持契約書)にサインするように言われたことに端を発している。

このセクハラ告発は金曜に明らかとなり、原告は25,000ドル(約348万8,000円)を超える損害賠償を求めている。

公式声明によると、この告発は、Paul Oakenfold のマネジメントチームである New Frequency Management と、その企業の CEO である Paul Stepanek が、この元アシスタントに対して NDA を提示したとされている。

この告発に対し、Paul Oakenfold は「根拠がない」と反論、以下の声明を発表した。

最近、僕に対するセクハラ疑惑が持ち上がったので、それに対処したいと思います。尊敬、誠実さ、同意は、僕が大切にしている価値観であり、僕は常に最大限のプロ意識を持って全ての人に接してきました。このような根拠のない告発は、僕の評判を落とし、金銭を脅し取ろうとする計算された策略にすぎないと思い、落胆しています。僕は、僕の汚名を晴らすための調査に全面的に強力し、僕の評判を守り、正義を追求するために、訴訟という選択肢を含め、利用可能な全ての法的救済手段を尽くすことを約束します。この困難な時期に、揺るぎない支援とご理解をありがとうございます。