ジェイムス・ブレイクは、ミュージシャンの父親とグラフィックデザイナーの母親との間に一人っ子として1988年に生まれ、北ロンドンの緑に覆われたエンフィールドで育った。6歳のときにジェイムスはピアノを習い始め、後にクラシックの教育を受ける。ティーンエイジャーになるとジェイムスはアドリブでピアノを弾きながら歌うようになり、オーティス・レディングなどの古いモータウンのソウル・レコードに合わせてピアノを弾いたりもした。そうしていく内に和音を身につけていった。
大学生になり時間をみつけては、ラップトップで曲作りを行い、クラブのダブステップ・イベントへ足を運んだ。ファーストシングル「Air and Lack Thereof」は、2009年にプロデューサーであり良き友人となったJack Dunningが経営するHemlockレーベルからリリースされた。幾つかの主要トラックには、R&Bレコードからサンプルされ、派手に編集されたボーカルが使用されている。そして2010年、その名門R&Sレコーズと契約し2011年初アルバム『James Blake』をリリース。メディア各方面から多大な評価を受け、Top10入りするチャートが続出した。2013年には2作目『Overgrown』をリリース。ブライアン・イーノやRZAも参加し、ガーディアン紙はこの年の年間ベスト・アルバムで5位と評価した。
http://www.jamesblakemusic.com/